【保存版】乾燥肌の対策をプロが伝授!もう間違えないスキンケアのコツ

この記事の監修専門家 中根恵美さん

「最近は冬だけじゃなく1年通して肌がカサカサする…」ということはありませんか?オフィスの空調、仕事のストレス、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな乾燥要因にあふれています。

季節や環境に左右されにくいうるおい肌を目指すには、外側と内側からの水分補給が不可欠。ポイントを押さえて万年乾燥肌から卒業しましょう!

水分不足から乾燥肌に陥るメカニズムとは?

しっとりしてみずみずしい肌は、肌の一番外側にある「角層」が十分な水分を含んでいます。水分量が20%以下になると肌がカサつき、乾燥し始めると言われています。角層の水分を保っているのは、肌がみずから生み出す3つの保湿成分。NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質・皮脂膜です。

何が原因で乾燥肌になるの?

NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質・皮脂膜が減少すると、水分が保てなくなり乾燥肌に。この主な原因には、加齢・間違ったスキンケア・体の水分不足があげられます。

①加齢
NMFと細胞間脂質は、角層の内部に存在する保湿成分。これらを生み出す力は、年齢とともに徐々に減少していきます。

一方の皮脂膜は肌表面をラップのように覆う保湿成分。水分を閉じ込めるとともに、外気の乾燥や紫外線などの刺激から肌を守っています。皮脂の分泌量は20代をピークに減少し、年齢とともにその質も低下。粘り気がでるので皮脂膜がムラになってしまいます。

②間違ったスキンケア
クレンジングや洗顔に時間をかけすぎたり、ゴシゴシ力を入れて洗ったりすると、角層にダメージを与えがち。皮脂膜も取り除かれて、水分が蒸発しやすくなります。スキンケア化粧品は推奨量を守ってこそ、力を発揮するようにつくられているもの。化粧水はたっぷりつけて油分は控えめに…などの自己流ケアだと、うるおいが十分に保てなくなります。

③体の水分不足
体の水分が極端に不足すると、血行不良を引き起こします。すると肌に酸素や栄養が行き渡らず、NMF・細胞間脂質を生み出す力が低下。肌の乾燥へとつながります。

乾燥肌のためのスキンケアのポイントは?

乾燥を防ぐためにはまず、保湿ケアを見直すことから。化粧水・美容液・乳液・クリーム・美容オイルの役割を押さえましょう!スキンケアで見逃しがちなポイントも解説します。

クレンジング・洗顔

ゴシゴシ洗ったり時間をかけすぎたりすると、皮脂をとりすぎてしまい乾燥の原因に。クレンジング・洗顔はすすぎを含めて、それぞれ1分~1分半を目安に短めにしましょう。ヒト肌程度のお水の温度が適温です。

保湿化粧水

角層に水分を補給しながら、きめを整えることが目的のアイテム。「たっぷりつけるほどうるおう」と思いがちですが、肌が受け止める量には限界があります。使用量は説明書に記載されている通りでOKです。

バシバシと叩くようにパッティングするのはNG。強く叩いても浸透がよくなるわけではなく、赤ら顔の原因になります。手のひらで顔全体になじませた後、乾燥しやすい目元やフェイスラインを、浸透させるイメージをしながら手のひらで押さえてなじませましょう。

保湿美容液

保湿成分を多く配合しているので、化粧水で与えた水分を角層に蓄えてくれます。うるおいを逃さずみずみずしさをキープして、ハリのある肌に。使い方のポイントは使用量をきちんと守ること。「高いからもったいない」といって使用量を減らすと、せっかくの効果が発揮されません。乾燥する部分だけでなく、顔全体に塗りましょう。

乳液・クリーム・美容オイル

油分を補って肌表面に膜をつくり、化粧水や美容液で補った水分や保湿成分を閉じ込めます。どんなに保湿成分が豊富な美容液でも、油分が足りないと乾燥してしまうため、必ず補いましょう。油分には外部刺激から肌を守ったり、肌表面をなめらかに整えたりする働きもあります。

ただし商品によって油分の割合には多い・少ないがあり、乳液やクリームにはオイルフリーのタイプも。乾燥肌の人は、オイルフリータイプは避けましょう。美容オイルは乳液やクリームよりも油分の割合が多いので、乾燥肌の人に特におすすめです。

植物由来のオイルはサラリとした使い心地のものが多く、中でも「油脂」に分類されるものは皮脂に組成が近いのが特長。細胞間脂質とも相性がいいので、角層のすみずみに浸透します。保湿力・保護力に優れ、乳液とクリームの役割を1本で担えます。

ここでは保湿力に的を絞って紹介しましたが、肌の根本的なバリア機能を高める化粧品も効果的です。(詳しくは『バリア機能を高めて肌荒れも年齢サインもブロック!オイルケアで美肌1up』の記事で紹介しています)

乾燥肌必見!間違いスペシャルケア

基本のスキンケアに加えて、シートマスクやマッサージなどのスペシャルケアを取り入れている人は多いはず。でも間違ったスキンケアでかえって乾燥することがあります。心あたりがある人は、見なおしてみてくださいね。

乾燥肌の間違いスキンケア①:シートマスクを長時間つける
手軽に使えるシートマスクには、水分が多く含まれています。マスクをつける時間が長すぎると、マスクの水分とともに肌の水分も蒸発。かえって肌が乾燥するので、時間を守って使うことが大切です。

乾燥肌の間違いスキンケア②:上から下にマッサージしている
血行を促すマッサージは、ちょと面倒だけどぜひ乾燥肌のケアに取り入れたいもの。でも強くこするように行ったり、指の向きを間違えたりすると、シワの原因になります。顔の中心から外に向かい、下から上へらせんを描くように、優しい力加減で行ってくださいね。

おすすめは美容オイルで保湿ケアのついでに行ってしまうこと。すべりがいいので摩擦を起こしにくいのがメリットです。手の動きに自信がないときは、顔全体になじませた後、手のひら全体でハンドプレスするだけでも十分効果が期待できます。

乾燥肌対策になる生活習慣のポイント

ここまで外側からの乾燥肌のケア方法を紹介してきましたが、体の約60%は水分。内側からのケアも欠かせません。おすすめの飲み物や取り方のコツを紹介します。

乾燥肌の生活習慣のポイント①水分補給はしっかりと!
1日に摂りたい飲み水の目安は1.2リットル。飲みすぎはむくみの原因になるので注意してください。利尿作用があるアルコールを飲んだとき、汗をかいた入浴後や起床時は水分が不足しがちなので、しっかり水分補給しましょう。

乾燥肌の生活習慣のポイント②飲み物の種類を見直す。
避けたいのはコーヒーや紅茶、緑茶。含まれるカフェインには、血管を収縮する作用があります。これらは水分補給を目的にするのではなく、リラックスや味わいを楽しむために飲むもの、と捉えておきましょう。
おすすめの飲み物は常温の水か白湯、またはカフェインを含まない温かいハーブティーなど。美肌のためにはビタミンC豊富なローズヒップティー、寝る前のリラックスタイムにはカモミールティーなどを選ぶといいでしょう。

うるおいに満ちた肌は、刺激を受けにくく、エイジングのスピードがゆるやか。外側と内側からの水分補給で、しっとりもちもちの肌を育んでくださいね。


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中根恵美さん

美容室を営む家庭環境事の中、幼少期から美容に興味を抱き15歳で美容に携わる様になる。その後、名古屋を拠点にプロモーションビデオや雑誌、広告のモデルを務め「魅せ方」を独学で学ぶ。現在は本質的な美とは「身・心・姿」全てが関係し合っていると言うホリスティックの考えの元、リンパデトックスエステ、ヨガ、カラーコンサルティングを通してトータル的な『美』を提唱し活動している。

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