朝、顔を合わせた相手に「疲れてるの?」といわれてショックを受けたことはありませんか?きちんと睡眠も取っているのに…。
年齢を重ねると気になる、小じわやくすみ、ハリのなさ。でも実は「ツヤ」を味方につけることで、若見え印象になることができるんです!光を集めることで小さなアラが目立たなくなり、明るく若々しい印象の肌に。美肌を語るうえで欠かせない「ツヤ」のつくり方、アイテムの選び方を紹介します!
疲れ見えを解消!「ツヤ肌」ってどうつくればいいの?
化粧下地やファンデーションなどのベースメイクでは「ツヤ肌」を打ち出したアイテムがたくさん出ていますよね。とはいえメイクでつくりこんだ人工的なツヤは、ギラついて見えたり、古い印象を与えたり、時間がたつと崩れてしまったり…。
その解決策はずばり、<スキンケアでツヤを仕込む>こと。30代からはメイク前のお手入れで、自然でジューシーなツヤ肌を手に入れましょう!
内側から輝くようなジューシーなツヤ肌は上質な油分で決まる
「ツヤ」には「油分」が重要。たとえば乾いてヒビが入った革のバッグにオイルを塗ると、ツヤがでてなめらかになりますよね。肌も同じように、油分を補うとツヤがでてしっとりします。
角層に入り込んだオイルは乾燥して硬くなった肌全体を柔らかくし、表面の乱れたキメをなめらかに整えます。ツヤが光を集めてキレイに拡散するので、レフ板を当てたように明るい肌に。頬に立体感が出て、リフトアップしたような印象も与えます。
20代のころなら何もしなくてもツヤがあったのに…。30代からツヤが低下するのは、どうしてなのでしょうか。
30代こそ油分で輝く!欠かせないその理由
20代の肌がツヤに満ちているのは、皮脂の分泌量がピークを迎えるから。皮脂は汗と混ざり合うと皮脂膜になり、
- 水分を肌に閉じ込めてなめらかに整える
- 紫外線や乾燥などの刺激から肌を守る
など、天然のクリームのように働きます。ところが30代からは皮脂が減少し、質も悪化。粘り気が出て皮脂膜がムラになり、ツヤが失われてカサつき始めます。
「ベタつくのがイヤだから…」と油分を避けて化粧水をたっぷりつけても、皮脂がなければ蒸発する一方。もちろんツヤも生まれません。だからこそ大人の肌には、上質な油分を補うことが大切なんです。
美容オイル一択!ツヤとうるおいが持続する肌に
ここまで「疲れ見えしないツヤ肌=油分」とお伝えしてきましたが、30代の肌におすすめのアイテムは、美容オイル。ツヤを与えるのはもちろん、乾燥知らずのモチモチ肌に導いてくれます。
でも油分を補うのであれば「乳液やクリームでもいいのでは?」と思う人もいますよね。似ているようで実は違う、性質の違いを押さえておきましょう。
肌にフタをする乳液・クリーム
乳液やクリームは肌表面に油膜をつくり、水分を閉じ込めるのが主な役割。油分にはスクワランオイルやミネラルオイル(鉱物油)などがよく使われています。スクワランオイルは肌表面に留まりやすく、ミネラルオイルは浸透しません。そのため表面的なツヤになりやすく、テカリに見えることがあります。
表面から奥まで満たす美容オイル
植物の果実や種子からとれる美容オイルは、肌の脂質とも相性がいいのでよくなじみ、浸透性に優れているものも多くあります。これにより表面的なツヤではなく、奥からにじみ出るような自然なツヤ肌に。また乳液やクリームより油分の割合が多いので、保湿力が高くツヤが長時間持続します。
オイルと「美容液」を一緒に取り入れるとツヤ感UP!
大人の肌に美容オイルを補うときは、美容液も一緒にプラスするのがおすすめです。オイルが美容成分を肌に引き込むと同時に閉じ込めて、ギラつきとは無縁のみずみずしいツヤに。
最近では美容液とオイルを合わせたブレンド型の「美容液オイル」も増えてきたので、注目してみましょう。よりベタつかず、朝のメイクが崩れにくくなりますよ。
美容液オイルならツヤ&メイクのりのイイトコどり♪
美容液オイルは乳化剤を含まないので、水性の美容液と美容オイルが2層に分かれています。使用前に振って撹拌し、乳化させてからなじませます。
美容液オイルの魅力は、油分と水分が同時にとれること。オイルが水分をコーティングするので、水分が脂質に阻まれることなく、肌の奥まで浸透しやすくなります。瞬時に水分と油分のバランスが整い、肌がちょうどよくしっとり。メイクのりがアップして崩れにくくなりますよ。
また1本で美容液・乳液・クリームの役割を担うから、スキンケアがシンプルに。ベタつき感とは無縁のみずみずしい使い心地で、スキンケア後すぐメイクできるのも魅力です。
素肌からのツヤを仕込んでおけば、ナチュラルメイクが映える肌に。「元から肌がキレイな若々しい人」に見せられます。30代からは美容オイル+美容液の美容液オイルで「消えないツヤ肌」を手に入れましょう。