「ベタつく?」「崩れる?」美容オイル初心者さんの5大質問にお答えします!

この記事の監修専門家 上野リサさん

保湿だけではなく、肌にうれしい効果がいっぱいのオイル美容。でも「テカったりベタついたりしそう…」と、なかなか手を出せない人もいるのでは?心地よくオイル美容を続けるには、オイルの選び方が大切です。ベタつきやニキビ、油やけなど、オイル美容の気になるトコロに迫ります!

まずはオイル美容のメリットをチェック!

美容オイルには、肌の水分を閉じ込めたり、肌をなめらかに整えたり、紫外線や乾燥から肌を保護する効果があります。美容オイルを使うと、

  • メイクではつくれない、みずみずしくジューシーなツヤがでる
  • うるおいを長時間キープして、しっとり・もっちり
  • 表面をなめらかに整えるのでメイクがピタッと密着、崩れにくくなる
  • 肌にうるおいを閉じ込めてふっくら柔軟にすることで、毛穴が目立たなくなる

などメリットがいっぱい。使わず嫌いはもったいないですよね。さっそく美容オイルの懸念点を払拭していきましょう。

Q1.保湿効果は高そうだけど、どうしてもベタつくイメージがあって踏み切れない!

A1.正しく選んで正しく使えばベタつかず、さらっとしていてうるおいも長続きします。オイルの種類、精製方法、使い方をチェック!

植物オイルはベタつきにくい

美容オイルにはさまざまな種類がありますが、大きくはミネラルオイルと天然由来オイルに分けられます。まずはそれぞれの特長を紹介しますね。

ミネラルオイル(炭化水素)

石油由来の油を高精製したもので、サラリとして安定性に優れているのが特長。肌にラップをかけるように水分蒸散を防ぎます。ただし肌内部には浸透しないので、つけすぎるとテカリやメイク崩れにつながります。

なおスクワランオイルは天然由来ですが、安定性を高めるために水素を結合しているので、分類はミネラルオイルと同じ炭化水素です。

天然由来オイル(油脂)

植物の果実や種子、動物の脂肪などからとれるオイル。ヒトの肌(角層)を構成する脂質と組成が似ているので、肌によくなじみ、浸透性と保湿力に優れています。中でもオレイン酸を多く含むオリーブ果実油やツバキ種子油、コメヌカ油などは、サラリとして使いやすいでしょう。

ただし馬油は粘り気のある脂肪酸を多く含むので、商品によってはベタつきが気になることも。また馬油など気温が低いと固まりやすいオイルもあるので、冬場は使用感が重い(=ベタつく)と感じる人がいるかもしれません。

またオイルの種類だけではなく、精製方法もベタつきに影響します。

ベタつきの原因を精製して除去!国産の高純度オイル

天然由来のオイルには、肌にいい栄養素が豊富に含まれています。ただし不純物も含むので、そのままではベタつきや酸化の原因に。栄養素はそのままに、不純物だけを取り除く精製技術が品質に影響します。

とはいっても見た目だけでは、純度の高い・低いはわからないもの。迷ったときは日本人の肌にもなじみやすい植物オイルをベースにした国産オイルがおすすめです。

水分とオイルを一緒に届けることでベタつかずうるおい長続き♪

美容オイルは化粧水で肌を整えたら、すぐになじませるのがポイント。水分を油分がコーディングして肌に届けるので、ベタつきが気になりません。美容オイルと美容液が1つになった2層式の美容液オイルなら、よりみずみずしい使い心地。パシャッと弾けてうるおうテクスチャーが、やみつきになりますよ。

Q2.メイクが崩れやすくならない?

A.メイク崩れの原因は、美容オイルの油分よりも、実は肌の乾燥の影響が大なんです!

メイクのり・モチのいい肌は、水分と油分のバランスがいい肌。油分が少なく乾燥した肌は、ゴワついてキメが粗くなり、メイクが密着せず浮きやすい状態に。表情を動かすたびに崩れていきます。また水分不足で肌が乾燥していると、それを補うために皮脂の分泌が過剰になることがあります。

崩れやすいイメージのあるオイルですが、実は水分を閉じ込めてくれるので、夜になっても水分と油分のバランスをちょうどよくキープ。メイクのり・モチアップが期待できます!

もともと肌なじみがいい植物オイルですが、しっかりプッシングするようになじませると浸透がアップ。メイク前に使っても崩れにくくなります。

パー・チョキ・グー塗りでより崩れにくく!

  1. 手のひらに美容オイルを適量取り出し、両手のひらを重ね合わせてなじませる。
  2. パーの手で口元周りを包み込み、顔全体を引き上げるようになじませる。
  3. チョキの手で目元周りをなじませる。目元は皮ふが薄く皮脂が少ないので、優しく丁寧に。
  4. 手のひらに残ったオイルをグーにしたところにつけて、頬の一番高いところにトントンと重ねる。ツヤがでて頬の位置が上がったような印象に。

Q3.美容オイルを使ったらニキビができるのでは?

A3.オイルがニキビの直接原因にはなりません。

ニキビの原因菌「アクネ菌」は、毛穴が詰まって密閉された状態で活発になります。毎日洗顔して肌を清潔に保っていれば、アクネ菌がどんなにオイルをエサにしても、ニキビを引き起こすことはありません。

Q4.油焼け(酸化)の心配はないの?

A4.注意書きがなければ心配なし。植物オイルはもともと油焼けしにくい性質です。

「オイルは紫外線の影響によって酸化し、色素沈着などのトラブルを引き起こす」と聞いたことがあるかもしれませんね。いわゆる「油焼け」の原因は、精製が不十分な「不純物」によって起こります。

オイルの精製技術力が低かったころは、油やけなどがニュースになっていましたが、これはもう昔の話。現在の日本では精製技術の向上により純度が高くなっています。「朝は使わないでください」などの注意書きがなければ、油やけの心配はありません。

また植物由来オイルは抗酸化成分を含むものが多く、もともと油焼けしにくい性質を持っています。

Q5.まとめると、ベタつかないおすすめの美容オイルはどれ?

A.植物オイルをブレンドした美容液オイルです!

もともと皮脂に組成が近い植物オイルですが、ブレンドして日本人の皮脂に近づけたものは、よりなじみやすくなります。オリーブ果実油とツバキ種子油、コメヌカ油、ユズ種子油のブレンドオイルに、みずみずしい美容液を加えた美容オイルをおすすめします。

美容液オイルで水分と油分のバランスを整えて、メイクのり・モチのいい肌を目指しましょう!

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上野リサさん

大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストととして活動後、2008年に独立。自身の世界観を具現化するべく「sandalista(サンダリスタ)」を主宰。